PLTM300RA-アクティブ型オートコリメータ

概要

動作原理

オートコリメータ（コリメータ）は高精度測角用の精密光学機器である。ガイドレールの直線性、精密平板の平面度、ベース面間の直角度と平行度、精密軸系のガタ誤差を測定するために広く使用されている。また、各種プリズムの角度差とミラーの平行差を測定したり、各種プリズム、ミラーと取付基準面との間の角度誤差を測定検査したりすることもできる。この装置は主にファセット棱体の検定など、小さな角度の精密な測定に用いられる。高精度ガイドなどの精密部品の直線性、平行性、垂直性、相対位置も測定できる。精密測定や機器検定では非接触での位置決めや、自動測定も可能である。この機器は取り付け、使いやすいなどの特徴があり、精密機械、機器製造及び関係科学研究、計量部門に欠かせない検査機器である。

応用展示

この装置は、光学的セルフアライメント法を用いて角度量を線量に変換し、マイクロラインスキャンセンサーで線量変化量を検出し、間接的に角度変化を測定する光学的セルフアライメント画像測定マイクロ原理を応用した高精度の測角装置である。小さな角度の精密な測定に広く使われている。例えば、多面稜体と合わせて各種の円（多点割り出し台、光学割り出し台、回転テーブル、ゴニオメーターなど）の割り出し誤差を検査する。ガイドレールの真直度、精密平板の平面度、基礎面間の直角度と平行度、精密軸系のガタ誤差などを測定する。また、各種プリズムの角度差と平面鏡の平行差を測定したり、各種プリズム、平面鏡と組立基準面との間の角度誤差を測定検査したりするためにも使用できる。そのため、この機器は機械製造業、精密機器製造業、計量室、光学実験室、光学冷間加工現場及び光学機器の組み立て、調整、検査など多方面で広く応用できる。